リメンバーミー超絶ネタバレ感想

リメンバーミー超絶ネタバレ感想

滝のように涙がでた

これまでに見てよかった映画なんかも
今後はマイペースに書いていこう。

ちょっと前にみたローグワンも
ゾクゾクするほど鳥肌たつすごさだったが、
これはスターウォーズという作品の
1〜6を見ているからこそ
ゾクゾクする感情であったり
スターデストロイヤーが真っ二つになる
絵画美に震えたって感じだが

もうリメンバーミーは声がでないほど
涙がでる、そんな経験を久しぶりにできましたとさ。

なんのネタバレも知らずみたから
良かったとおもうんで
ネタバレ嫌な人はここからあとは
読まないように。

で、感想。

石橋陽彩(ご両親がガンダムWのファンなのか?)
の声変わり前の美声が絶賛された
CGアニメというのは知ってたが
どうも昔からディズニーのアニメって
そこまで好きではないので
これまでなんとなく避けてたが
WOWOW契約が今日で最後だったんで
せっかくなんで見てみた。

最初イタリアかと思ったんだが、メキシコの少年
ミゲルは歌手として成功したいと
手作りのギターでこっそり練習してるんだが、
彼の家族みんな音楽が大嫌いで
それはミゲルのひいひいおじいさんが
妻や子供を捨てて音楽の道を選んでしまい、
家族を不幸にしたせいで
ひいひいおばあさんの遺言でミゲルの一族は
音楽を否定し続けて、

そのひいひいおばあさんの娘の
ひいおばあさんがミゲルの家の最年長で
最近彼女は子供や孫たちの事も
分からなくなり、もう死期が近づいてた・・・。

1年に一度の死者をお祝いする日に
その町出身の偉大な歌手デラクルスを祭って
オーディション企画あって
ミゲルはそれに応募して、憧れのデラクルスみたいに
世界に羽ばたく大スターになりたいと
するんだけど、
家に飾ってる遺影の1番うえの
ひいひいおじいさんの顔を破いてる写真の
左手に、ギターがあるのを見つけ
そのギターがデラクルスのと全く同じデザインで、

「僕のひいひいおじいさんは
デラクルスだったんだ!
僕も大スターになるぞ!」

って大喜びするが、家族にオーディション
受けるのがばれ、手作りギターも叩き壊されて、
「もうこんな家族嫌いだ!」
と、泣きながら家出をしてしまう。

ギターがないと参加もできないんで
デラクルスの記念館に飾ってるギターを
勝手に盗み出そうとしたら

その大罪で彼は生きながら死者の国に
連れて行かされる。
徐々に手足やおなかも骨になっていき
明け方までに戻らないと
本当に死者になってしまう・・・。

途中、死後の世界にいるひいひいおばあちゃんにも
音楽を否定され、「音楽をやめたら
地上に戻してあげる。それが約束できない
なら戻れない」と条件をつけられ
音楽を捨てれないミゲルは拒否して逃げ出す。
もう1人の身内である
こっちの世界でも大スターのデラクルスに会い、
現代に帰してもらう事にする。

死者の国で、1年に一度の地上に帰れる日なのに
帰れないへクターという幽霊に
出会い、彼から「死の世界は現代で
みんなが覚えていてくれ、大切に思っていて
くれたら、1年に一度帰れる。
でもリメンバーミー、忘れられたら
徐々に体も消え、2度目の死になってしまう」
と、後悔してる恋人に
会いたいから、協力をしてくれと
へクターの親友だった(嘘くさい)
デラクルスに会わせてやる条件で
自分の願いも叶えてほしい、とコンビを組む。

2人で死後の世界のオーディションをうけ
へクターがむちゃくちゃ
ギターが上手だから、本当に
デラクルスと親友だったんだと信じて
彼と仲良くなっていくが
些細な事で大喧嘩し、別れてしまう。

そして追いかけてきたひいひいおばあさんにも

「私は歌手だった。夫と娘と
3人で幸せに過ごしたかったのに
夫は夢を諦めきれずに私たちを捨てた。
そんな人にお前も
なってほしくないんだよ、ミゲル」

と、心から説得され揺らぐが、
ミゲルは音楽を捨てることができずに振り払う。

なんとかデラクルスに会うことができて
私の子孫が自分と同じように
歌手を目指してくれるだなんて嬉しいと
すごく喜んでくれ、
彼の力を借りて現代に戻る準備も
していたら、そこにへクターが現れて、

「お前は俺を裏切った。
本当は俺の作った作詞や歌だったのに。
俺がうっかり死んで

こいつは全てを独り占めしたんだ」

と告白し、衝撃をうけるミゲル。
尊敬する僕のひいひいおじいちゃんの
デラクルスは親友の
曲を自分の曲にして成功したのか。

全てを知られたデラクルスは、
お前はもう地上に戻さない、明け方まで
こっちにいて永遠に死者になれと
突然に冷たくなり、2人を閉じ込めてしまう。
しかもへクターの本当の
死は毒殺であったことも分かる・・・。

「憧れの人に裏切られ、親友まで殺し、
そんなデラクルスが僕の
ひいひいおじいちゃんだなんて・・・」

と、哀しみ苦しむミゲル。
へクターが彼を慰めるが、
へクターが会いたかった恋人というのは、
幼いころに別れた娘、
ココだと告げる。夢を追い続けて
捨ててしまった娘・・・。

「ココだって! ココは僕の
ひいおばあちゃんの名前。
じゃあ、じゃあへクターが本当は・・・」

ギターも元々はへクターが持っていたものと知り
僕のひいひいおじいちゃんは
あんな男じゃなかったんだ、
へクターだったんだ!と
2人はようやく、同じ家族と気づき抱き合う。

ひいひいおばあちゃんの助けもあり
(というか、もっと早くに
夫の名前をミゲルに言えよな!このおばさん!!)
2人は脱出し、
デラクルスの生前の悪事を
死後の世界みんなも知ってしまい
彼は一気に落ち目になる。

しかし、へクターの体が徐々にきえかける。

「2度目の死がきたんだ。
ココが俺の事をもう思い出せなく
なっている。このまま消える・・・」

「嫌だよ、ずっと忘れない、
へクターはやっとひいひいおばあちゃんと
和解できたのに、こんなのだめだ!」

なんとか明け方が近づく前に
現代に戻れたミゲルは
ひいおばあちゃん=へクターの娘に
話しかけるが、もう
ミゲルが誰かも分からなくなってる。

へクターがデラクルス記念館に置いてあった
ギター=元々へクターのものだった
それを弾きながら

「リメンバーミー 忘れないで」

と歌いだし、もう老い先短い、誰が誰かも
わからないココが

「それは、大好きだった
お父さんが私にいつも 聞かせてくれた歌・・・」

と、記憶が戻っていき
死の世界でも「2度目の死」を迎える
事なく、へクターは助かる。

それから1年後

1年に一度の死者をお祝いする日に
歌手として毎日ギターを弾いて
歌うミゲル、それを許した家族たち、

そして、へクターと、ラブラブに戻った
ひいひいおばあちゃんと、
少し前に亡くなったココたちが会いに来て、
もうミゲルには見えないんだけど
家族みんなが再会して歌い踊る。

ここ、ここ、ここで
もう滝のように涙流れた!!!!!
こんな幸せの絶頂のような
終わり方あり?!と、
自然にごーごー流れた。

他にも一緒に死後の世界を旅する
犬が、なぜか最初のほうから
へクターに懐いてるのも
「こっち、この人が本物のひいひい
おじいちゃんだよ!」とずっと訴えかけていた
伏線だったり(後で気づいた)
死者の世界の番人のような巨大な化け物が
正体は猫だったりと
1つ1つの要素が実によくできてるし、
顔だけ破けた写真=
あきらかにデラクルスぽく見せておいて
実はへクターの方だったとか
ギリギリ分からないように
作ってる脚本が本当に見事で感心しちゃった。

これネタバレなしで見て本当に幸せだったよ。
事前に知らないからこそ
アナと雪の女王の王子さまのような
裏切られるギャップの怖さ&
そうではなかった救いに、より感動できたし。

 

(書いた日付 2019年4月30日)

田口翔大くんコグマスカイブルー佐久間小太郎ショタ可愛い

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