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内海敏彦と少年の声変わりを語る

内海敏彦くんのこれまでの
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これまで色々な子役が
声変わりして失速していき
芸能界を引退したのを見てきたけれど、

BD7少年探偵団の映像特典のなかで
20面相役の団次郎が当時の裏話を語っていて、

子供番組で共演してきた子で、
役者として残り続けている子が・・・と
BD7のほぼ全員が引退していた
悲しい現実もぽつんと語っていて切なかった。

小学4年で撮影していた当時に
お母さんと家庭教師が撮影現場にきて
一緒に勉強していたという
内海敏彦はなんと秀才博識エリートな
お坊ちゃんだろう。BD7でも1回
まるまる不在の時期あって、それはどうやら
テストの時期と重なっていたぽい
話題もでていて非常に納得か。

そう考えたら2年後のガンバロンは
1クールで卒業しちゃったのも
初めからの予定通りだったかもなぁ・・・。
4月はじまりだから6月で1クールで
本編でも上原正三の回で
小学6年は塾に通うのが当たり前とかって
受験戦争の話題もでてくるし
BD7少年探偵団の映像特典で
「土日に雨が降っちゃうと撮影スケジュールが大幅
くずれる」のは、子役の子が
平日も来ないといけなくなるって意味だし。
しかもガンバロンと同じ時期に
女ねずみ小僧にも出てたり
あらいぐまラスカルは土日アフレコだし
内海敏彦くん鬼スケジュール!

と、同時に

このブルマァクのダイバロンのCMも
小学6年にしてはものすごい
裏声をつかって高音を叫んでいるのも興味深い。
もうこの頃って実はスターリングの
声もかなり低くなってきているから
かなり裏声を出しているのがよくわかる。

実際、ラスカルの第1話と最終回でかなり
内海敏彦は声質が変わっていて
その1年後のがんばれ!僕らのヒットエンドランと
スタージンガーのゲスト回は
かなり低く声変わりしているので
本人的に仕事をセーブする時期と声変わりが
重なったから余計、
引退も真面目に考えたのかもなぁ・・・。

中学2、3年もマークレスターの日本語吹き替えや
単発ものくらいしか演じてないし
慶応義塾の中等部に進んだようで
芸能界を真面目に考えていた時期だったんだろう。

真面目な話、同世代の鶴見慎吾や
坂上忍のような自分より明らかに売れている
子役などと比較しても
役者・声優を続ける限界も真面目に
考えたのかもなぁ・・・。
実際、この当時の声優さんって役者が
食っていけないからアルバイトで
演じる副業みたいな人が多い時代だから、
先輩の塩屋翼の活躍も見つつ、
でも、役者で食っていくのがどれほど
大変かも考えていたのかなぁ・・・。

ただ、内海敏彦さんのヒットエンドランとか
スタージンガーをみたかんじ、
声が全然変わってしまったとしても彼自身の
演技力が落ちるとは思えないので
もし声優の道を選んだとしても
残っていけたと断言するんだよな。僕は。
それこそお父さん役の
山内雅人さんとか渋いお父さん役で
活躍もありえたのではないのか。
塩屋翼でさえトリトンの頃と声は全然
変わったけれど、イカーゲンやノワール様や
今でも幅広くこなしたり音響監督もしたり
きっちり実力派の道を進んでいるし・・・。

でも、ほかならぬ内海敏彦さん自身が
美しいボーイソプラノを失い
気持ち落ち込んだ部分もあったのかもなぁ・・・。
やたらと作品のなかで歌う場面も
多い人だったから余計、自分の声が
思い通りにでなくなって辛い心境だったろうし。

なにより大学卒業したあとでもその気になれば
この世界に戻ってくることも十分
できたのに、そうしなかったのは
芸能界への未練もなかったんだろう。
彼と共演していたBD7少年探偵団も
みんな芸能界辞めてるし
富永みーなや安藤一人のような
残り続けている人のほうが少数派の世界だし。

BD7が終わって、ラスカルがはじまる
少し前の雑誌スクリーンのインタビューで
役者は続けたいと言っていたけれど
このあとで声変わりだったり
ガンバロン途中降板だったり
親兄弟と相談しながら将来も考えたのかなぁ・・・。
もう40年前の話だけれど、
できれば今くらい、内海敏彦さんの
当時の心境を正直に語ってほしいし、

叶うなら50過ぎになってもいいから
またアニメや洋画の声優をしてほしい気持ちが
あるのも本音。声が変わっても
その人の備えた天性の演技力とか感性は
衰えないと思うだけに・・・。
リメイクの噂があったあらいぐまラスカルも
今ならお父さん役のほうを
内海敏彦さんで聞いてみたいのも本音。

(書いた日・2020年6月29日)

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内海敏彦くんあらいぐまラスカルのスターリング奇跡の天才子役