湖底のひまわりを語る
おっさんが読んだら号泣するよ。本当。
きっかけはなんとなく
読んだある漫画。その関連本として
なんか可愛いショタと、そのショタと
同じ服を着ているおじさんの2ショットあって
これ、もしかして2人は
同一人物ではという自分の直感から
若返り急成長系だなと
ほぼ当たりで、読んでみた。
ツンツン頭
一人称がぼく
よく鼻水をだしまくる
鼻の頭にばんそうこう
と、このみなショタ要素満載もあったので
一気に読んだが・・・
最終回、自然に
涙がでちゃったよ。
そういう終わり方にしてくれて
よかったというか。
こういう若返り系のお話
大好物なんだが、精神と体が大人のまま
26年前に戻るんだけど
周りの人には小学5年にしか
見えないギャップがツボ。珍しい設定。
個人的に最終回も感動したが
まごちゃんと26年ぶりの再会にも号泣した。
本来は11才で事故死した
まごちゃんが生きてる未来になってて
2人の魂が抱き合うのが大泣き。
というか主人公もめちゃ童顔だが
まごちゃんの信じられない若さもツボだな。
小学生とほとんど変わらんやん。
作者さん、他の作品にもまごちゃんを出してるから
よほどお気に入りキャラなんだろう。
あまりによかったで
電子だけじゃなく紙のコミックで全部
揃えてもいいかもなぁ。
ちょうど7月から8月の出来事なんで
今の時期に+もう20過ぎたおっさん向けの
感動する漫画だった。
個人的に、劇中劇として出てくる
まごちゃんの描いた『5年1組のスーパーマン』を
そのまんま読みたいんだよなぁ。
ある日から突然、頭も運動も大人なみになった
たくちゃんをモデルにして
子どもから大人に変身するヒーロー漫画で、
12巻もコミックがでてるらしい(笑)。
事故死しなくて運命が変わったまごちゃんが
プロ漫画家になり、これがきっかけで
26年ぶりに2人が再会するというのも憎い演出だなぁ。
作者さんに熱いファンレター書こう。
「大人に変身した!」
って場面が特に好き。この漫画のなかでは
たくちゃんは何の指名があって
過去にタイムスリップしたことになってるんだろう。
正体がばれるあたりも
漫画にしてるから余計きになる〜〜!
あまりにこの漫画すばらしすぎるんで
布教もかねてまた日記とは別に
熱く感想をまとめることにしよう。
この漫画、あまりにも主人公の
たくちゃんが37才にしては珍しいほど
まっすぐですれてない人間なのは
警察官のお父さんの環境で
両親に迷惑かけないように、優等生を
演じ続けた少年時代だからも
あるんだろうな。 過去に戻って
大人の心でお母さんに酷いことを言ってしまう
のも、当時言えなかったことへの
悔いなんだろう。
それでもかなり言葉遣いも
丁寧だし、本当にたくちゃん
いい子すぎるよ。
この話は事故死した
友達が助かる未来へと変えるお話と同時に、
37年間ずっと優等生で
育ってきた自分が、はじめて母に
逆らう親子が向き合う話でもあるんだろう。
過去にいったせいで歴史がどんどん変わるのも
ちょいややこしいが、
本来の歴史(まごちゃんたち事故死)
たくちゃんがパジャマ姿のままで
まごちゃんとお別れ
たくちゃんとまごちゃんが駅で
ハチ公の約束をしてお別れ
と、3パターンの歴史があり
最終回でたくちゃんが覚えているのは
最初と3回目で、
まごちゃんが覚えているのが2回目の
歴史というのも、すごい凝りよう。
時間軸がずれていくから仕方ないとはいえ
2つの過去がなかったことになり
でも2人とも、その無くなった歴史を
覚えてるまま生きていくんだなぁ・・・。
思い出したらまた追記
(2024年8月18日 更新)
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