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内海敏彦くん日本語吹き替え版ボイスつき
「鉄道員」ブルーレイ感想でしゅ
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届いた
中のアンケートはがきで「今後商品化してほしい
作品は」とあるから内海敏彦くんの
声変わり前後の洋画をどんどんおくろう。
内海敏彦くん、大好き!大好き!
というわけで感想
たぶん20年ぶりにみたのかな。深夜再放送で。
ほとんどあらすじ覚えていた。
われながら良い記憶力。
このお話は「僕」ことサンドロの視点で進んでいくから
2時間のあいだ内海敏彦くん喋りっぱなし!
それだけでも大満足なんだけど
僕の人生に影響を与えた5本の指にはいる映画の
1本に間違いないんだよなぁ。
あとの4本は、う〜ん?
1976年11月放送だから、あらいぐまラスカルの
直前か。そのわりに幼い感じしたから
11才の内海敏彦くんが意識的にそう演じた感じかも。
内海敏彦くん、納谷六朗や富田耕生や石丸博也と
当時から共演してたんだね。
こののち、声変わりした後にスタージンガーや
がんばれ僕らのヒットエンドランで再び共演だから
どんな心境だったのかなぁ。
特に富田耕生はおっかない人だったそうだけど
がっちり組んでお互いよい芝居。
出演者がもうほとんど亡くなってるなか
お姉さんをえんじた北島マヤさん生きるんで
今後お手紙だしてみよう。彼女も名子役だった。
『 このお話、1年間を描いているんだよね。
クリスマスの日の家族の1年間を・・・ 』
最新型列車の鉄道員のお父さんが
クリスマスの夜に酒場で夜遊びして
なかなか家に帰らない。
↓
産気づいていたのに父の帰りを待ち
家族でクリスマスをしたかった長女が
流産してしまう。しかも子供が産めない体に・・・。
↓
姉と旦那さんの関係がおかしくなっていく。
責任を感じていた父は
そんなある日自殺で飛び込んだ青年をひき殺す。
↓
直後に運転ミスで干される。
最近酒の飲みすぎで体調も崩しており、
飲酒運転だと上から判断されて
SLの運転士に左遷される。
↓
収入も減り、働かないでいる長男と
揉めがちに。労働組合がストライキをしたとき
お金ほしさと以前の鉄道を運転したい
しがらみで、仲間を裏切る。
↓
ストライキの仲間を裏切ったせいで酒場にも
いけない空気になる。やがて仕事もいかなくなり
酒浸りに。主人公のサンドロまで
同級生からいじめられる。
↓
冷え切った夫婦の長女が過去の男と浮気する。
それを見てしまったサンドロが
内海敏彦くん、オウムなのにゴムカンで(笑)
車のガラスを破壊して警察に。
↓
姉には黙っていてと言われたのに苦しさから
お父さんに「お姉ちゃんが悪い男と一緒にいたんだ」と
泣き苦しみながら浮気を伝えてしまう
(ここの内海敏彦くんの演技、すごすぎる)。
父は激怒して長女と大喧嘩。
長女も長男も父にあいそつかせて家を出て絶縁。
↓
鉄道員の仲間たちとようやく和解できたものの
直後に倒れてしまい寝たきりの体に。
1年がすぎて寂しい3人だけのクリスマスに。
↓
でも長男がようやくまともになって家に帰る。
父の親友が機転を利かせてくれて仲間たちも遊びに来て
大勢で楽しいクリスマスを。
寝たきりの父もこの日は久しぶりに元気になり
絶縁した長女からも和解の電話がきて
夫婦やり直すと。後でうちにくると。
↓
1年前のように家族が戻れると父は嬉しくなって
ベッドのうえでギターを演奏する。
そうしてそのまま・・・。
↓
真面目になり鉄道員になった長男と
進級して少し大人になったサンドロ。
2人を見送る母はどこか呆けた悲しい表情。
同級生たちとも仲直りしたサンドロ。
いかにも、イタリア映画らしい切ない終わり方だなぁ。
これが日本やアメリカ映画なら
家族みんなでハッピーで終わるんだろうけれど
残酷というか現実的というか。「靴磨き」みたい。
お父さんは50才で若死にするんだが
(酒の飲みすぎで〜と前半伏線はあったのね)
もう内海敏彦くんは57才で
このお父さんより年上になってしまったんだな。
今くらい別の子役と一緒に
今度はお父さんのほうを演じてほしいなぁ・・・。
BD7少年探偵団終わったあとなんで
ますますパチンコの場面につい爆笑しちゃったよ。
あとイタリアは高層アパートのような作りなんで
長い階段がなんどもでてくるし
父と姉が大喧嘩してるときも建物中に聞こえて
みんな野次馬も生々しい。
この2時間ちかいお芝居、内海敏彦くんぜんぶセリフ覚えて
演じてたならすごいなぁ。ラスカルの共演者さんが
僕に台本本当に持たないてぶらの子だったと
教えてくださったんで、本当にやり切ったかも。
内海敏彦くん、もう11才なら
大体の場面の心情もわかると思うが
(姉の流産や浮気や兄が怖い連中に借金とかストとか)
無垢でそれをよく知らない、分からない
主人公とシンクロした名演だなぁ。
間違いなくぼくのなかで、洋画吹き替えでトップの
名演だったよ。
声変わりした後の「小さな目撃者」も
観たいんだけどなぁ〜〜〜。
こっちも音源は存在するんだし商品化してちょ。
封入のアンケートはがきにリクエストも
書けるんで内海敏彦くんの吹き替えで
まだ商品化されてないの
色々書いて送ろうっと。
結論としては
内海敏彦くん、大好き!大好き!
改めて本当にお芝居がうまい
稀有の天才だよ!
ますます好きになった!
あと、共演者のなかにあきらか声変わり前の
男子が数人いたなぁ。小さな恋のメロディの後なんで、
あの世代あたりなんだろう。そういえば
ほかの男性であきらかに上田敏也も今西正男がいたのも
分かった。ラスカルで共演してるやん!
ブルーレイに表記されてる声優さんと一緒に
僕独自の見解も書いておこう。検索で補足してくれる人いそう。
サンドロ 内海敏彦
お父さん 加藤和夫
お母さん 瀬能礼子
お姉さん 北島マヤ
お兄ちゃん 石丸博也
姉の夫 納谷六朗
お父さんの親友 富田耕生
お父さんの職場仲間やご近所 上田敏也 今西正男
サンドロの同級生 松田辰也? 難波克弘? 鳥海勝美?
そういえば映画本編は1時間55分もあるんだが
おそらくテレビ放送時はCM入れて2時間に
するせいで、数場面は字幕のままだった。
つまりここがテレビ放送ではカットされたのね。
姉や兄の場面ばかりだったんで、サンドロと父と母の
3人に焦点をあてたかんじだし、この方が
すっきりして見やすいかも。たぶん僕が20年前にみたのは
この吹き替え版のはずなんだよなぁ。
その場面だけは印象に残ってるもん。
つまり僕は本当に無自覚のうちに内海敏彦くんの声に
沢山魅了されていたのだ。
(書いた日。2022年10月22日)
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