あらいぐまラスカルと内海敏彦さんをまったり語る奇跡の天才子役

内海敏彦をまったり語る

内海敏彦さんの近況などご存じの方いましたら
なんでもいいのでご連絡ください

内海敏彦くんあらいぐまラスカルのスターリング奇跡の天才子役

事実上の代表作。あらいぐまラスカルの感想。

実はWOWOWでタイミングよく再放送がはじまり
20年ぶりくらいに見ました。
20年前も再放送で毎日みていたんですが、
やはり時間が過ぎると印象も変わるね・・・。

WOWOWで放送された日々の感想でちょいまとめます。

(1〜〜8)

もう消したんで感想のこってないが
1話のスターリングが一人称が「おれ」もありあざとい!
これはどんどんなくなるんだが
初期のあざとい「おれ」スターリングも結構つぼ。

ボクシングスターリングも
思った以上のオスというか、富野さんは当時から
ガンダムの片鱗を感じさせる演出。

(9)

美人薄命というか、町の人みんなに
好かれているお母さんが戻ってきて
でも、「死ぬなら生まれ育った町で
あなたやスターリングのそばで」と
自分の命が短いのをもう悟っているのが切ない。

良くも悪くもお金持ちの感覚のお父さんや
人間嫌いで動物しか愛せない
スターリングと、こんな2人を
お母さんがいるから町の人たちも
優しいんだろうなぁ・・・。
スターリングの妙に冷めた達観ぶり。

(10)

この作品はほとんど鬼籍になった声優が多いが
緒方賢一さんとか声がお若いなぁ。
野沢雅子とお2人がまだご存命なくらいか。

富野と宮崎駿がつくってるし
内海敏彦さんがもうちょい芸能界続けていたら
スタジオジブリのアニメで
声優もしていただろうなぁ。年齢的に
ナウシカのアスベルとかもののけのアシタカは
十分可能性あったろうし。

前にマッハバロンの監督さんも触れていたが
いつも撮影現場にお母さんが来て
待ち時間に勉強していたそうだし
初めから役者1本と考えてない人だったんだろうな。
それはそれで、今どうしてるか
やっぱり近況が1番知りたい人だなぁ。
お元気に過ごしていてほしいが。

(11)

ラスカルと角砂糖

あらいぐまと角砂糖

あらわれる角砂糖

まるでコントのような展開だな。シュール。
嵐の前の静けさというか
お母さんが死ぬ直前だからの
和み回と思うと切ない。

次回はようやく2番目の姉が登場だが
次女が大学生で長女が都会で結婚生活と
スターリングはすごい遅れて
生まれた末っ子なんだなぁ。

(12)

やっぱり3人兄弟って真ん中が最強だな。

鬼畜な次女!スターリングに重い荷物
もたせたり自分に恋心ある
お隣の息子を散々馬鹿にする!!
「女のくせに大学にいかせるんじゃなかったね」と
母に言われるほどの
インテリできっつい性格!

と同時に、「スターリング。
お母さん急に老けたと思わない」
と死期も気づいている。
なんだか切ないなぁ。

お隣の息子さんは古谷徹だな。ちょうど
20歳くらいだろうか。本当に
内海敏彦さんもうちょい声優続けてたら
ガンダムのアムロも聖闘士星矢もコナンの安室も
やれたかもなぁ・・・。勿体ない。

次回はお母さんが
スターリングになまずを食べたいという話。
ついにこの話が・・・。

スターリングが頑張って
釣りをしてなまずを釣って帰ったら、もう・・・。

(13)

・お母さんが珍しく寝坊

・なまずが食べたいという

・次女が大学から戻ってきた時期

・今回は第13話(いわゆる1クール最後)


全部ちゃんとつながってるよなぁ・・・。
明日はお母さんが・・・。

それにしても富野監督の絵コンテのセンスは
すばらしいね。スターリングが先生とお父さんの
会話を聞いてしまうところとか、

「お母さんが死・・・」

と、スターリングが言いきらない哀しみとか。

(14)

なんだか淡々と進むのがかえって切ないなぁ

「お母さんが死んじゃった夢を
見たんだ。怖かった」

とお母さんに抱き着くスターリング。
本当になってしまい・・・。

今回の題名の「母のない子」は
スターリングと同時に第1話で母親が殺された
ラスカルのことでもあるんだなぁ。

女は強いというか
お母さんが死んだらさっさと肩身の指輪は
私がほしいともらう長女と
大学の講義でさっさと大学に戻る次女。
しくしく夜中に泣いているのはスターリングとお父さん
だけと、女はつよ!!!

明日からは転校生で
富永みーなの登場か。
今でもサザエさんやタッチやアンパンマンや
るろうに剣心やと売れっ子声優だけど
内海敏彦さんも声優続けてたら
どのくらいの地位になったんだろうなぁ・・・。

(15)

今回から脚本家かわったなぁ。
あまりに暗く地味すぎたんで
アリスとか新キャラだしたかんじだなぁ。
スターリングがわーいわーいって
すごいテンションで女子の友達できて喜んでるし。

今回から京田尚子さんまで出てきたな。
野沢雅子ともどもお2人とも
いまだお元気なご高齢だなぁ・・・。

富永みーなも、とうじ小学生なのに
ものすごく達者!
彼女が数10年後、カツオや弥彦やと
少年役を演じる日がくると
だれが予想したことであろうか・・・。

(16)

女はつよ!!!!!!!!!!!

アリスの家のパーティーに呼ばれたが
スターリングとちがい貧乏なオスカーは

「俺は百姓の息子で、礼儀も知らないし・・・」

「オスカー。お前は嘘をついてるね。
母さんはお前をそんな子に育てた覚えないよ。
一生の思い出になるからパーティーに行っておいで。
明日はお前の代わりに
父さんが乳しぼりもやってくれるよ」

と、一喝して、全部父さんに丸投げ。
女は強い!!!!!!!

本来このドラマってオスカーのほうが
貧乏人でお父さんに虐待される少年だし
ドラマになるんだろうなぁ。
スターリングはお坊ちゃんすぎて
お母さんの死以外はあまりに話がなさすぎる。

(17)

たまにお母さんがでてくるなぁ。
まるでゴッドマーズのようだ。
朝起きて泣いているスターリングが切ない。
「お母さん、お母さん!」と
叫ぶだけなのに感情表現で声が緩急する
内海敏彦さん、素晴らしい。

京田尚子はもろ京田尚子だな。
お笑い担当というかやらかしまくる
おばあさんで和み担当。
富永みーなは毎回のようにレギュラーだし。

スターリングが夏休み編なので
半ズボンとか水着パンツ姿とか
今回はやたらとショタコン爆死な話すぎた。

(18)

今回は野島昭生さんがでてきた。
彼の息子さんたちがまだ小学生の頃だなぁ・・・。
野島兄弟は内海敏彦くんの
お芝居どう思ってみていたんだろう。
2人ともいまは神谷浩史の後輩だな。

ラスカルが「くま」なのがよくわかる話。
亀の卵をむしゃむしゃ食べて肉食。
そして明日の放送では
大変な事件がおこりスターリングが・・・。

(19)

まさに、くまラスカル!!

とうもろこしの味を知ってしまったせいで
狂ったように(スターリング証言)
ご近所のとうもろこしを食い荒らすラスカル。
普通に考えて売り物を食べるから
100%ラスカルが悪いわな。

お隣のマーサとアリスが初めて会話したが
まさか40年後2人が
サザエさんで家族することになるとはな・・・。

スターリングはユリシーズのようだと
褒められるが、どのユリシーズよと調べたら
トロイの木馬のユリシーズか。
ラスカルをスラミーに奪われたのを
嘘をついて奪い返すって
ある意味ではトロイの木馬ではあるが・・・。

(20)

もうラスカルの奇行がばれて
檻に入れることになって
反対したスターリングが家出まですることに。

夜中にラスカルと飛び出すが、
結局は寂しくて悲しくて
(あの意地悪なスラミーのことさえ
恋しがるスターリング!!)
父が迎えに来たら泣き出すってほんとうに子供。
小学生らしくて微笑ましいよ。
僕も家出の経験あるのでよくわかる。

お父さんがあまりに聖人すぎて惚れてしまうわ。
ラスカルがリメイクする噂あったが
もしあの時実現していたら
内海敏彦さんがお父さん役でも
よかったかもなぁ・・・。
それにしてもこれにでている大人の声優の
大半がもう亡くなってるの切ない。
改めて野沢雅子と京田尚子はすごいなぁ。

(21)

いろいろ因果応報なラスカルだったが、
今回のゲストは塩屋翼と石丸博也だったなぁ。
なんという奇縁だろうか!
塩屋翼とはこの1年後、
声変わりして野球アニメでふたたび共演だし
石丸博也は・・・(続く)。
まさに狭いもんだよ銀河系。

というわけで、このあとスタージンガーのDVD買いました。
ちょうど注文した矢先だったのだ。

(22)

なんか今日の話はめちゃくちゃじゃ
ないのか?世界観崩壊というか
クマと一緒に鬼さんこちらしたり
ラスカルにビスケットあげるために
鐘を鳴らすの教えたりシュールすぎる。
これは本当に原作にあるのかなぁ?
アニメで勝手に付け足した創作ではないのかと
夢を見れない視点。

肝付兼太さん、声ですぐわかるなぁ。
もう今では亡くなった人ばかりで切ない。

それにしてもアフレコ現場でほぼ富永みーなと
小学生2人きりなんだし
内海敏彦さんの近況、みーな知ってそうなんだけどなぁ。
彼女もウルトラマンレオにでたり
声優も子役もやってるタイプだったから
内海敏彦くんと仲良さそうなのに。


しかも円盤生物シルバーブルーメに殺されて降板と
子役にも情け容赦ない描写だなぁ。
1974年ということは
内海敏彦くんはマッハバロンに毎週
でていたころか。
マッハバロンは円谷プロを首になった人たちが
作った作品というのも因果だなぁ。

(23)

なんだか因果な話だ。
まだ子供時代はいいけれど大人になったら
クマは人間を襲うかもしれないと
カールのおじさんが銃でクマを殺そうとする話。

スターリングは夜中に寝てるときに
クマが入ってきても怖がらないが
小学生男子くらいのクマが
ホテルでうろうろしたらやっぱりなぁ・・・。
カールが理想論すぎると思うのは
僕がすれた大人になったせいかなぁ。

それにしても台本2ページくらいの長いセリフを喋っていて、
改めて内海敏彦さんの演技の上手さが
伝わるなぁ。長いセリフって
役者の上手い下手が特にわかるというしね。

(24)

なんか今日のアリスのセリフは説得力あるなぁ。
スターリングが釣った魚を
ぼこぼこ殴る場面の狂気さに
アリスが泣き出すのわかるよ。
やっぱりスターリングが「男」と分かる瞬間。

その反面、アリスが「ラスカルがきちがいのように」と
さらっというのも恐ろしいなぁ。
今では放送禁止用語で使えない!!

(25)

そうか

そうだったのか

夏休みの最後をカールのホテルで暮らしたせいで

「僕、この森のホテルで働きたいんだ。
動物たちの世話しながら。
いいでしょ、お父さん」

と他愛なく将来を決めてしまうが

「お父さんの考えは少し違うんだ、スターリング。
動物の飼育はとても偉い仕事だと思うが
偉い仕事はほかにもたくさんある。
アリスのお父さんの駅長さんや
(いじめっ子の)スラミーのお父さんのパン屋や
どれもみんな立派な仕事だ。
急いで将来を決めずに
まずは大学を卒業してから
自分のなりたい仕事を見つけても
遅くはないんじゃないだろうか」

と諭されて、すっかり妥協するスターリング(あっさり)。

これちょうど内海敏彦さんも小学6年生で演じてるんだが
スターリングのお父さんの言葉が
そのまま彼の人生になったのかもなぁ。
中学で慶應義塾に進むような
頭のいい子だったらしいし、大学でたあと
やっぱり声優はやめようと
芸能界も未練なく戻らなかったのかも・・・。

まぁ、実際のスターリングさんは
このあと歩けない体になってしまい
仕方なく新聞記者になって作家になって
自分の半生を書いたんだが
彼自身は未練一杯だったんだろうなぁ。
歩けない体では飼育の仕事はやっぱり無理だもん・・・。

にしても夏休み編はお母さんが死んだのを最初に
12話もやってるということは
放送当時は3か月もやってたんだな。
明日の放送は「さよならラスカル」なんで
もし打ち切りだったら
この26話で終われる調整だったんだろう。
実際はさらに半年続くのだが。
スターリングが貧乏のどん底に落ちていく話。

(26)

今回でおわってもいい踏ん切りだったなぁ。
ちょうどこのあたりでガンバロンも卒業なんだが
中学受験で制限しはじめたころかな。

最終回と正反対なのはラスカルの
成長も描いてるのかなぁ。
大人になると人間も動物も薄情になるというか。

それにしてもスターリングが帽子をかぶってるのは
絶対に声優の内海敏彦によせて
デザインしたと思うんだよなぁ。なぜか
BD7少年探偵団でもマッハバロンでも帽子かぶっていたし。

といわけでWOWOW解約
連絡した。
と同時に、あれも注文・・・。

(27)

永井一郎さんがラスカルを撃ち殺してやる!!と
いつも文句をいうご近所してるが
この方は本当に毒や嫌みがないから
どこか面白おかしく聞こえるのは
素晴らしなと思う。こういうお話だから
極端に暗くなってもいけないので
声優さんの実力や力量を思い知ってしまう。

アリスが小学生なのに色恋にませてるのに
スターリングがさっぱりという
バランスもすごくいいなぁ。
僕も実は中学高校でさえ一切色恋には
興味なかったもんなぁ。
20歳すぎるまでまったく本当にそういうの興味なかった。

(28)

因果応報とはいえ、檻に入れられたラスカルが
狂ったように暴れて泣きながら
スターリングが結局彼を出してしまう。
元々とうもろこしを狂ったように食べて
ご近所迷惑かけたんだし仕方ないやんけ!!!

学校の先生が久しぶりにでてきたが
杉山佳寿子さんってやはり声を演じてたんだなぁ。
学校の先生が1番地声ぽくて
オーロラ姫やハイジやコロ助は
かなり甘く高く演じているのを改めて実感。

にしても富野さんが絵コンテの回は
スターリングがやたら眉間にしわとか細かいなぁ。
富野さんは絵の描ける人なんで
細かく表情も指定したんだろうな。
実はガンダムの敵モビルスーツとか
イデオンの重機動メカも全部あの人の元デザインだし・・・。

(29)最終回より後に書いてます)

実はスカパーは月末で契約終了したあとも
翌日は数時間だけ録画できるのだ。

というわけで録画を確認したら7分だけ撮れていた(笑)。

スターリングの夢は気持ち悪いのばかりだなぁ。
前はお母さんがでてきたが
今度は村中の人がラスカルを
銃で撃ち殺していく夢。なんちゅう悪夢だ!!

そういえば野沢雅子さんはラスカルも
オーディションだったのね。
内海敏彦さん、「ろくろく眠れなかった」と
難しい日本語を・・・。

というか、ミスター味っ子スターリングになってるやん。
お母さんが死んでお父さんが
出張が多いから小学生で1人クッキングだし。

ラスカルとポーの戦いは
ゴジラとラドンを見ているようだ。

そういえば最終回を先に見てしまったせいか、
ポーは置いてけぼりなのがなぁ。
ラスカルは湖に戻して、ハウザーはお父さんと一緒に
叔父さんの農場に引っ越して
スターリングは姉夫婦の家にお引越しで
ポーだけ村に1人で残るとは切ない・・・。

(追記)結局DVD買ったんで続きの感想も。

なんてこったい

なんてこったい!

「あの星空のおおぐま座は僕だ。
そしてこぐま座はお前だよラスカル。
僕たちはいずれ死んでもいつも一緒なんだ」

って泣ける!!!!
最終回の別れを知っているから
余計に泣ける!

そしてスラミーはどこまでもくずだな。
学校でラスカルが大人気だからと
ラスカルをパチンコで攻撃して腕をかまれて
ラスカルが狂犬病疑惑と
どんだけ人間のクズ過ぎるんだ・・・。

そして先生とスターリングの会話がそのまんま
オーロラ姫とキュート少年
すぎるなぁ・・・。スタージンガーを
また違った視点で楽しめると。

と同時に残酷悲劇。学校の話で今回
声変わり前の子役たくさんでたのに
名前でてるのは内海敏彦と富永みーなだけ!
エキストラは名前もEDにでない
残酷悲劇すぎる扱い!!

(30話以降の感想はこちら)

(書いた日付 2020年6月20日)

内海敏彦くんあらいぐまラスカルのスターリング奇跡の天才子役

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